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あんちゃんレポート(11/4~11/6)

2021/11/6| トップチーム

第34節アウェイ・ザスパクサツ群馬戦、第35節ホーム・レノファ山口FC戦と引き分けが続き、チームにとって間違いなく勝利が必要だった10月30日(土)アウェイでの第36節愛媛FC戦。ピーター・ウタカ選手の抜群の嗅覚から生まれたゴールによって、1-0で勝利を収めました。停滞感を払拭し、ここからさらにギアを上げることを目指していたチームにとって、間違いなく大きな勝利でしたね。今季は連敗がないことが表すように、困難な局面になりそうな時の修正力の高さと地力の強さを感じます。

続く、11月3日(水)ホームでの第37節大宮アルディージャ戦は、試合終了直前に川﨑颯太選手の劇的決勝ゴールによる1-0で勝利。勝利への強い執念を見せ、今季最もドラマチックな試合になりました。詳しい試合のレポートは、前号をご覧ください。

今季最後の連戦を最高の形で進めて見せた京都サンガF.C.。そして連戦の締めくくりとなるのが、明日の11月7日(日)アウェイでの第38節首位・ジュビロ磐田戦です。サンガと勝点差2で首位に立っている磐田。そして、他チームの勝敗次第では、昇格の可能性もある状況。曺監督は、11月5日(金)のトレーニング前に「モチベーションが上がる外的要因は揃っている。内的要因の磐田に対してどのような気持ち、姿勢で挑むのかはみんなが答えを持っている」と話し、磐田戦に向けて気を引き締めました。選手として最高に幸せな状況を楽しみながらも、浮足立つことなく地にしっかりと足をつけ、真正面から磐田に勝ちに行く。そのようなメッセージに感じられました。

前回対戦した3月21日(日)のホームでの第4節の印象は、今でも鮮明に残っています。前半は終了間際に先制されますが、サンガの圧力に磐田が何もできない展開で「4節の段階で磐田相手にここまで圧倒できるのか」と感じましたが、後半はサンガがパワーダウンしてしまい、磐田のうまさが際立った展開で最終的には3-4で敗れる結果に終わります。この試合で90分間効率よく考えながら戦うのではなくて、前半の戦いを90分間できることができれば本当に強いチームになるのではと、今後の成長に期待したことを覚えています。

あれからリーグ戦33試合を戦い、確実に成長した今のサンガは前半だけで終わるようなチームではありません。この一戦に思うことは、どちらが主導権を握れるチームになっているのか?そして、シンプルにどちらが強いのか?首位磐田への挑戦は、サンガの成長を証明する戦いです。アウェイでの戦いになりますが、選手と共にこの一戦を楽しみ、そしてサンガファミリーが一心となり必ず勝利を掴みとりましょう!!ではまた^^

■あんちゃんレポート<バックナンバー>

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■ライター(あんちゃん)紹介

京都サンガF.C.ブランドアンバサダー 安藤淳(あんどう・じゅん)

[プロフィール]

関西大学卒業後の2007シーズン、サンガに加入。2011シーズンの天皇杯は5試合に出場し、準優勝に貢献。2013シーズンまでサンガに在籍し、その後、セレッソ大阪、松本山雅FC、愛媛FCでプレー。2019シーズンにサンガに復帰し、2020シーズンは主将としてチームを牽引。ケガのため、2020シーズンを持って現役引退。

生年月日:1984年10月8日

出身地:滋賀県

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