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あんちゃんレポート(4/17)vs.北九州戦

2021/4/17| トップチーム

本日の第8節ギラヴァンツ北九州戦はたくさんのご声援ありがとうございました!

ピーター・ウタカ選手のハットトリック、ヨルディ・バイス選手のJリーグ通算100試合出場達成という節目での2得点、飯田貴敬選手のプロ初ゴールによって6-1で勝利という華のある結果となりましたね!

どの得点も素晴らしかったですが、2点目と3点目の流れとタイミングが印象的でした。2点目のウタカ選手の得点は自陣からゴール前まで推進力のあるボール運びで、最後の飯田選手がクロスを上げる時には、ゴール前にサンガの選手が6人もいましたよね。チームのリスクを恐れずチャレンジする攻撃的な姿勢と、勝負どころでの走力が凝縮されたシーンのように感じました。そして満足することなくギアを上げ3点目を奪った事。バイス選手から飯田選手に渡り、バイス選手はゴール前まで全速力で入っていきましたよね。いわゆる典型的なセンターバックであれば、守備のバランスを整えるため最終ラインにとどまりますが、リスクを恐れずに勝負どころと判断し、攻撃参加しました。チームの目指すべき姿勢や、ここ数週間、曺監督が求めていた「自立」を感じたシーンでした。

そして、その後の飯田選手のシーンにも「自立」を感じました。宮吉拓実選手にパスを出した飯田選手が再びスペースに走り込み、絶妙なスルーパスを受けてプロ初ゴールに繋がりました。バイス選手同様に勝負どころで危険なエリアへ侵入し、得点までしてしまう。飯田選手があのエリアで得点に絡みだすと、相手にとっては脅威でしかないでしょうね!何気ない両シーンなのかもしれないですが、チームとしての積み上げを確実に感じた場面でした。そして、ここ数試合のサンガの試合を見ている方なら誰もが後半の戦いに注目したと思いますが、今日はセットプレーでの得点など試合巧者ぶりを発揮した後半になり90分間での成長も示せたと思います。

ウタカ選手の決定力、サインプレーでの得点や他にも素晴らしいシーンがたくさん見られました。その中でも私が一番心に残っているプレーヤーは松田天馬選手です。皆さんは得点後の松田選手のプレーを覚えていますか?得点後の相手キックオフ時に、全速力でプレッシャーをかけていましたよね、1点目から6点目まで。一瞬の隙も相手に見せず勝利に貪欲なあの姿勢こそが勝者のメンタリティであり、その姿勢を先頭にたって体現できるから松田選手がキャプテンマークを巻いているのだと感じました。 

次は4月21日(水)アウェイで東京ヴェルディ戦ですね。連戦となりますが、良い感覚や自信を得てすぐに試合ができる事は、ポジティブな事ではないでしょうか。東京ヴェルディ戦でも相手を圧倒し、アグレッシブなサッカーを展開してくれるでしょう!!ではまた^^

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■ライター(あんちゃん)紹介

京都サンガF.C.ブランドアンバサダー 安藤淳(あんどう・じゅん)

[プロフィール]

関西大学卒業後の2007シーズン、サンガに加入。2011シーズンの天皇杯は5試合に出場し、準優勝に貢献。2013シーズンまでサンガに在籍し、その後、セレッソ大阪、松本山雅FC、愛媛FCでプレー。2019シーズンにサンガに復帰し、2020シーズンは主将としてチームを牽引。ケガのため、2020シーズンを持って現役引退。

生年月日:1984年10月8日

出身地:滋賀県

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