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あんちゃんレポート(5/30)

2021/5/30| トップチーム

本日は、たくさんのファン・サポーターの皆さまにお越しいただきありがとうございました。制限のある中でも、素晴らしい雰囲気のサンガスタジアムby KYOCERAになったと思います。5000人近いサポーターの皆さんの手拍子で迫力のある空間になっていました、本当にありがとうございます!それだけに、早く制限が解け、満員のサンガスタジアムby KYOCERAになってほしいという想いが強くなりました。

では、5月30日(日)開催の第16節ヴァンフォーレ甲府戦を振り返りましょう。

試合展開は、終了間際以外はサンガが主導権を握りながら進めていたように思います。球際でのバトルも多く、お互いの勝負へのこだわりが見えた試合でした。好調なチーム同士の試合らしく、お互いゴール前の守備が堅かったですね。

最後のところの集中力は、両チームともに素晴らしいものがありました。印象的だったのは、後半36分の甲府のチャンスを若原智哉選手がビックセーブしたシーンは、勝点1をもぎ取ったと言えるビックプレーでしたね。

ここ最近の若原選手のプレーには自信が伺えます。ビルドアップ時のクリアとパスの判断、質、ハイボールの処理と非常に安定しています。あの1対1の場面でも慌てて飛び込まずに、甲府の選手のドリブルを最後まで見て足で対応できたのも、自信をもって落ち着いてプレーできているからこそだと思います。

サンガの攻撃に関しては、素晴らしい形やセットプレーを含めて得点チャンスもありました。ただ、甲府のブロックが堅く、ゴール前のスペースを消されている状況でしたね。

個人的には、特に後半ミドルシュートを積極的に狙ってもよかったのかなと思います。三沢直人選手を投入したのはもしかしたらそういった意図もあったのかもしれませんが、サンガタウンで全体トレーニング後に毎日シュート練習をしているのですが、三沢選手のキックの質の高さは誰もが認めるところです。

DF経験者から言わせてもらうと、組織的な守備ブロックを形成し、相手エースFWを押さえ、クロスをはじき返し、プレースペースを奪う。しかし中盤の選手の飛び道具一発で仕留められてしまう。そのような展開を作り出すのが、強者のサッカーのように感じます。チーム力でダメなら、個々のクオリティで上回ってしまう。試合の戦況によってチャレンジする引き出しを変えることは、試合の流れを読むという重要な技術です。

試合内容に関しては非常に良かったと思いますし、5試合連続クリーンシートはチームとしてやるべきことをやれている証拠です。また、得点が取れなかったことに物足りなさを感じるのは当たり前の事で、大事なのは常に次の試合や次のトレーニングです。引き分けという結果に一喜一憂せず、6月6日(日)の第17節アウェイでの栃木SC戦に向けてチームは努力する事でしょう!ではまた^^

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■ライター(あんちゃん)紹介

京都サンガF.C.ブランドアンバサダー 安藤淳(あんどう・じゅん)

[プロフィール]

関西大学卒業後の2007シーズン、サンガに加入。2011シーズンの天皇杯は5試合に出場し、準優勝に貢献。2013シーズンまでサンガに在籍し、その後、セレッソ大阪、松本山雅FC、愛媛FCでプレー。2019シーズンにサンガに復帰し、2020シーズンは主将としてチームを牽引。ケガのため、2020シーズンを持って現役引退。

生年月日:1984年10月8日

出身地:滋賀県

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