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あんちゃんレポート(5/3~5/8)

2021/5/8| トップチーム

少しこぼれ話を、、、5月1日(土)愛媛FC戦に勝利後のロッカールームで、その日誕生日だった白井康介選手から、「サンガに来てから寡黙キャラを演じていたのですが、本当はいじられキャラなのでどんどんいじってください!お願いします!!」とまさかの要求がありました(笑)湘南ベルマーレで一緒にやっていた選手や北海道コンサドーレ札幌で一緒だった宮吉拓実選手などが、ここまでそっとしておいてあげたのかなと思うとなんか面白いですよね。また一段とチームの雰囲気が明るくなりそうな気がします!

5月4日(火)のミーティングでは、愛媛戦のフィードバックとFC琉球戦に向けての確認が行われました。その中で曺監督から「クリティカル11ミニッツ」という言葉で、課題が挙げられました。クリティカル11ミニッツとは、飛行機が一番事故の起こりやすいのが離陸時3分間と着陸時8分間と言われていて、その合計11分間の事を“魔の11分間”と言われています。

サッカーの試合の中でも重要な局面というのがあり、特に前後半のスタートと終わりの5分間は、集中が途切れやすい局面です。その時間を曺監督は「クリティカルフェーズ」と呼びチームとしての集中力や団結を求めました。

5月5日(水)のFC琉球戦は「クリティカルフェーズ」で高い集中力でプレーしているように見えました。試合内容も得点こそ決められませんでしたが、90分間攻撃的な姿勢を示せていたと思います。調べてみると、無得点は第2節の松本山雅FC戦以来ですね。サンガの攻撃力の高さを再認識しました。連勝は止まりましたが、サンガの状況や自分たちが積み上げていることが止まることはありません。印象的なプレーを挙げるなら、57分に川﨑颯太選手が自ら運び、ピーター・ウタカ選手にスルーパスを出したプレーはシーズン当初には見られない明らかに成長を感じさせるようなプレーでした。

5月7日(金)のトレーニングでは、曺監督からトレーニングの途中で選手に、プレーの物足りなさを強く要求する場面がありました。最近のトレーニングでこのような場面は、あまり見られなかったのでモンテディオ山形戦に掛ける気概を感じた場面でした。

リーグ戦というのは、対戦相手が上位であろうが下位であろうが簡単な試合はひとつもありません。隙を見せれば順位関係なく失点をします。実力差が必ずしも結果に結びつかないのが勝負の世界で、だからこそ目の前の試合に没頭し、最高の準備をする必要があると私は考えています。この日、曺監督が求めた意欲が、明日5月9日(日)の第13節モンテディオ山形戦でどのようなプレーに繋がるか楽しみですね。

明日5月9日(日)の第13節モンテディオ山形戦はリモートマッチとなります。再び画面越しからの観戦となりますが、選手たちの背中を押すような気持ちで試合に臨んで共に戦いましょう!!ではまた^^

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■ライター(あんちゃん)紹介

京都サンガF.C.ブランドアンバサダー 安藤淳(あんどう・じゅん)

[プロフィール]

関西大学卒業後の2007シーズン、サンガに加入。2011シーズンの天皇杯は5試合に出場し、準優勝に貢献。2013シーズンまでサンガに在籍し、その後、セレッソ大阪、松本山雅FC、愛媛FCでプレー。2019シーズンにサンガに復帰し、2020シーズンは主将としてチームを牽引。ケガのため、2020シーズンを持って現役引退。

生年月日:1984年10月8日

出身地:滋賀県

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