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あんちゃんレポート(6/10~6/12)

2021/6/12| トップチーム

6月9日(水)開催の天皇杯2回戦FC今治戦を3-1で勝利し、リーグ戦に弾みをつけた京都サンガF.C.。6月11日(金)の紅白戦では球際のバトルに迫力が見え、今節6月13日(日)の第18節ザスパクサツ群馬戦への意欲というよりは、まずは目の前の対戦相手であるチームメートに負けないという姿勢が前面に出ていて、非常に見応えのある紅白戦でした。天皇杯を戦ったことでより選手たちの意欲に火を付け、曺監督が言う“サンガタウン城陽での戦い”に勢いが増したように感じました。

とはいえチームが負けていないこともあって、なかなか大幅なメンバー変更が起こりにくい状況ではあると思います。むしろそんな中でもサンガは多くの選手を起用しているほうではないでしょうか。

私自身も試合に出られない状況をもちろん経験したことがあります。出られない歯がゆさから苛立つことは、当たり前のことだと思います。競争が大事とよく言いますが、私自身ざっくりなイメージの中で、ある選手が欠場している間に違う選手が大活躍したとか、そういう印象で競争というものを捉えていたように感じます。

先ほど述べた6月11日(金)の紅白戦では一生懸命と表現するには足りず、闘争心みたいなものをプレーから感じ、非常に質の高いトレーニングが行われました。結果に対する競争はもちろん重要ですが、そのプロセスの競争がもっと重要だと。トレーニングの質を上げるのはチーム全員の意識ではありますが、いわゆるスタメンで出ている選手以外の人の意識に大きく起因され、その意識こそが本当の競争心であり、チームの力を上げ、個人の力を上げる最高のサイクルのように感じました。このトレーニングの質を続けていれば、間違いなくさらに成長できると思いますし、これからのサンガを期待させるようなトレーニングでした。

今回、天皇杯を戦って感じた変化は、チームを大きく成長させるようなきっかけになるかもしれないと個人的に思っています。第5節ブラウブリッツ秋田戦後に感じたチームの変化と似たような感覚を、トレーニングから感じました。明日の群馬戦でどのようなプレーを表現してくれるのか、大いに期待しています!ではまた^^

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■ライター(あんちゃん)紹介

京都サンガF.C.ブランドアンバサダー 安藤淳(あんどう・じゅん)

[プロフィール]

関西大学卒業後の2007シーズン、サンガに加入。2011シーズンの天皇杯は5試合に出場し、準優勝に貢献。2013シーズンまでサンガに在籍し、その後、セレッソ大阪、松本山雅FC、愛媛FCでプレー。2019シーズンにサンガに復帰し、2020シーズンは主将としてチームを牽引。ケガのため、2020シーズンを持って現役引退。

生年月日:1984年10月8日

出身地:滋賀県

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