試合情報
ハイライト
- 監督コメント
- 選手コメント
今日、この時間の試合は我々のみだったので、他チームの結果もわかっている中で、必ず勝点3を取らなければいけない試合でした。失点シーンなど反省もありますが、ハーフタイムで修正し、選手たちもよく後半に勢いを取り戻してくれたと思います。最後にゴールが決まればよかったですが、我々がこれから先に向かうには、まだやらなければならないことがあることも認識できました。選手たちもしっかり戦ってくれましたが悔しい勝点1でした。この勝点1を次に活かすというよりは、ここで選手全員と勝点3を取らなければならなかったということ認識し、次の試合に向かっていくことが必要だと思います。
(ハーフタイムにどのような指示をしたのか)
相手が先制したところで守備的になったことから、リスクが高いプレーを選択する場面が増えたので、サイドからしっかりポケットを取るような動きの中でボールを入れていかないと我々の良さも出ないですし、スルーパスを狙い過ぎて飛び出していくプレーが前半は少なかったので、ハーフタイムに修正をしました。選手はそれをしっかり修正してくれたと思うので、それも次に繋げたいと思います。
(試合の立ち上がりについて)
ボールロストした場面で、もう少し早く外にボールを預けて飛び出せばよかったですが、相手を引きつけすぎて相手のカウンターに繋がったのはサンガらしくなかったと思います。前半から相手に対するプレッシャーでボールを回収するところは悪くなかったと思いますが、今日はその出口のところで少しシンプルに味方に預けて、走力を活かした攻撃が効果的だったかもしれません。前半はそのあたりがかみ合わなかったと反省もありますが、その中でも1失点に抑えたというのはポジティブな面だと思います。90分を通して自分のたちのリズムで試合を進められるほどJ 1の各チームに力に差があるわけではないので、今日の試合をいい意味で活かしながら次に向かっていきたいと思います。
(勝ち越すチャンスもあった中で、決めきれなかった)
川崎さんも最後まで体を張って守備をしていましたが、何度かいい形で崩したところもありましたし、セットプレーも含めて決めきれなかったところが今の我々の現在地だと思います。これからはどのチームとの試合もタイトになってくると思いますし、そういうタイトなゲームの中でどのように戦っていくかというとをもう少し選手と共有してやっていきたいと思います。
(数的優位になってからの展開について)
残り少ない時間、相手のサイドバックの周辺で少し斜めのボールを入れて、原選手や長沢選手を活かすことは考えていましたし、チャンスを作れました。退場者が出てからは、おそらく相手は勝点1を取ると割り切っていたと思いますが、我々は勝点3を取るべくリスクをかけました。先ほどの話と重なりますが、今日は勝点2を落としてしまったとみんなが捉えるべきだと思います。それは別にネガティブな言い方ではなく、その悔しさを次にしっかり持ち越していくってことが大事だと思います。

須貝 英大
絶対に勝たなきゃいけないゲームだったので、引き分けで終わってしまってすごく悔しい気持ちです。
(ゴールシーンについては)
あのシーンというのは常に曺さんから言われてることでもあるし、サイドバックがあのような場面でゴール前に顔を出すところは自分の良さでもあるので、それをやり続けた結果、今日しっかりゴールという結果に結びついて、その点は良かったと思います。
(サンガのサイドバックとしてあそこまで行くことについて、監督に言われたことが生きたか)
やっぱりキャンプの時から、そこの出るタイミングとか、すごく運動量を求められるなっていう部分で苦労したところはあったんですけども、日に日に練習や試合を重ねるごとに、自分が言ったことによって周りもしっかりついてくるんで、少しずつ自信もついてきたし、もう少し早く点を取りたかったですけど、今日のゴールにつながって良かったかなと思います。
(今後も2点目、3点目を期待するが)
チームの勝利に繋がるようなプレーというのは常に心がけてるので、それはどの相手に対してもしっかり表現していきたいです。やっぱりこれから先、先制点がすごく大事になってくると思うので、受け身にならずにゲームの入りから自分たちが主導権を握って、常に自分たちらしくゴールに向かっていきたいなと思います。
(残り5試合に向けて)
とにかく1試合1試合、目の前の相手に対してしっかりいい準備をして、自分たちらしくサッカーをやり続けることがこれから大事だと思ってるので、今日の引き分けはすごく悔しい結果になりましたけど、またいい準備をして、まだ残り5試合あるんで、残り全部勝てるようにしっかりやっていきたいなと思います。

福田 心之助
(前半、相手の時間がかなり長い中で、ハーフタイムは何を修正したか)
攻められたというより、僕らの見ているところがいつもより単調だったと思います。いつもだったら誰かが動いた後や、その先のスペースとかが使えることがありましたけど、少し早い段階で点を取られてしまって、相手が少し引いてきた分、僕らに時間ができたのが、少し予想外だったというか、ボールを持てる時間が多くなった分、探す時間が多くて単調になってしまったと思います。
差し込んだ後のサポートの距離感や、覆いかぶさる攻撃ができなかったというか、自分たちの中で距離感が悪くなっていった印象です。
後半については球離れを早くして、相手を動かす狙いがあったので、それで点を取れれば良かったなと思います。
(ここからは負けなかったというより、勝点2を落としてしまったと思うような戦いになっていくが)
そうですね、勝点1を取ったというより、勝点2を落としたという言い回しの方が正しいと思いますし、この時期の勝点1は、極端に言えば0に等しいぐらい自分たちに重くのしかかってくると思うので、勝たなければいけなかったというよりは、勝つためにどれだけ自分たちのサッカーができるかというマインドにしていかないと、他のところにプレッシャーを感じてしまったら僕らの良さは出せないと思うので、僕らがどれだけサンガのサッカーを、同じ方向を向いてやれるかが、その先の勝ちに繋がってくると思います。
これから先、他チームの結果や、コンディションとかもあるかもしれないですけど、今言ったように僕らのサッカーができるかどうかが優勝への近道だと思います。
(負傷交代の選手も相次いでいるが)
今年、誰が出ても同じサッカーをするのがサンガの真骨頂ですし、1番の代名詞だと思っているので、誰が出るとかは関係なくて、自分たちのハイプレスでアグレッシブなサッカーを展開すれば、自ずと勝点3に繋がってきますし、選手は全員信じてやれているので、そこに関してのブレはないです。