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- 監督コメント
- 選手コメント
昨シーズンはアビスパ福岡さんに2試合対戦して勝点0でした。今日もまた勝点1も積むことができなかったことを考えると、監督である私自身の責任だと強く感じています。今日、1-0になってから1-1、そして最後にコーナーキックでやられて1-2になった場面を振り返っても、もう少し自分の采配が鋭く選手たちに突き刺さっていればあの様な現象にはならなかったはずです。長い間監督をやっていますが、間違いなく今日はワースト3に入るぐらい自分の采配が悪かったと思います。選手たちにも話しましたが、選手たちは福岡さんの特長を消して自分たちの良さを出す非常に良いゲームをしてくれましたし、昨シーズンのここでの試合の様に、何もできなかった試合ではありませんでした。その点では選手たちの成長を感じられましたが、それだけに自分の力不足をひしひしと感じ、選手たちに申し訳なく思います。また、福岡まで来てくださったファン・サポーターの皆様、応援してくださっていた皆様に、こういう試合を見せてしまった非力さに悔しい思いをしています。ただ、お見せした内容には誇れる部分もあったと思います。今日は勝点0でしたが、次のガンバ大阪戦に向かっていかなければなりません。そして、シーズンが終わった時に、この悔しさが自分たちの成長につながったと言えるようにしていかなければいけないと感じています。福岡さんがこのホームで醸し出す雰囲気も含めて勝てない何かがあったとすれば、我々はまだまだ勉強不足だと思いますし、だからこそもっともっと上に行けるチームをつくりたいと思います。
●今季、逆転による敗戦は初めてですが、1-0になってからのプランについて教えてください。
相手の交代選手の配置とやり方はすべて頭に入っていましたが、ペナルティキックを取られた後に、そのまま攻めに行くのか、少し時間を使って安定させるかの采配が、選手たちが思っていることと、私が思っていることに少しギャップを感じています。しかし、勝点1で終わらせようとは思っていなかったにも関わらず、そういう雰囲気を引き出してしまったことに言い訳のしようがありません。先制すれば勝点3が手に入るという道筋が見えてはいたのですが、足りなかったものは何なのか、しっかり向き合って明日から選手たちとともに歩まなければならないと思っています。
川﨑 颯太
ウェリントン選手やルキアン選手、山岸祐也選手といった高さがある選手にラフなボールが入ってくることに対して、なるべく合わせないようにしていました。そして、自分たちはつなぎながらゴールに向かうことを目指していましたが、それを体現できたシーンはかなり多かったと思います。しかし、不運なペナルティキックを与えてしまったこと、続くセットプレーでは僕がもっと周りに集中力ある良い雰囲気を与えられたはずだったということが反省点です。1-0の時はなるべく後ろに重くならなず、0-0の時の勢いのままで行こうと話をしていたのですが、相手の圧力がかかる中で少し押し上げが足りませんでした。自分のところで言うと前寛之選手にもっとプレッシャーをかけに行くことができれば、あのペナルティキックの時の縦パスもズレていたかもしれません。今日はある程度やりたいことができていただけに、この結果は悔しいです。内容的に手応えがあるのは去年より成長した証かもしれませんが、もっと勝利にこだわりたいと思います。またサンガタウン城陽で競争をして、よい準備をしていきたいと思います。
福岡 慎平
前半は自分たちのやりたい形で入ることができ、更に後半には先制点を取ることもできました。しかしペナルティキックで追い付かれ、続けてセットプレーでやられてしまいました。何が悪かったかと言われれば、今すぐ思い浮かぶものがありませんが、あのようなセットプレーだけでやられてしまうということは、まだまだ自分たちがやらなければならないところ、成長しなければならないところがたくさんあると言うことだと感じています。（今季初の逆転負けだったが）1点リードしてからアバウトな展開になり過ぎたというのは選手同士で話していました。ゴールキックからもう少ししっかりつなぐことができたはずですし、リードしているからこそ相手を引き出してボールをつないでいく時間帯を増やさなければいけないと感じています。1-1にされてからは、もちろん点を取りに行く姿勢は皆で共有していましたが、蹴り過ぎていた部分があったので、もう少しつなぐことができたのではないかと思っています。2失点目に関しては皆でもっとアラートにすべきでした。今日のような形で失点が続いたのは今までにあまり無かったので、後で映像を見て振り返るとともに、切り替えて次の週末に向けて準備していきます。