Instagramでも、フォトギャラリーをチェックしよう!
@kyotosanga_official

ハイライト

  • 監督コメント
  • 選手コメント
曺 貴裁 監督

2024シーズンのホーム開幕戦で勝ち点3だけを目指して準備をしてきました。立ち上がりは流れが悪くない中で得点チャンスを作ってくれましたが、サッカーはセットプレーで勝負が決まることもあり、警戒して準備していた中で2点とられると、逆転するには時間的にも難しい試合だったと思います。後半戦も両チームにチャンスがある展開でしたが、前半戦の修正にも選手はしっかり対応してくれました。湘南さんも必ず勝ちたいという気迫を感じましたし、そこに押されたわけではありませんが、敗戦したという現実はあります。ただ、そこで下を向いたり、他に責任を転嫁するのではなく、今から準備をしなければいけないと思います。

●失点シーンについて

相手が狙っていたことを防げなかったことについては、駆け引きがある中で、選手が気を抜いたのではなく、分析を含め、相手が一枚上手だったと思います。

湘南さんの攻撃はサンガのパスをカットしたところからのチャンスで、キーパーからのビルドアップからのチャンスはほとんどなかったと思います。一つのパスに対して自分たちが前進できるイメージを持っていればサンガにもチャンスが作れていましたし、そういったところはまだ不足していると思いましたけど、そこに向き合っていかないとチームの成長はないと思います。

昨年までの試合に比べて、相手のゴールに迫れたシーンは多かったと思うだけに、勝ち点を取れなかったのは残念だったなと思います。

●選手交代の狙いをお聞かせください。

トゥーリオ選手や福田選手、鈴木冬一選手が悪かったのではなく、戦術的な狙いで選手を変えました。これまでより早くカードを切ることで勝ち点に繋げようというところはプレシーズンから取り組んでいましたし、結果、1-1が1-2になったので、悪く見えるかもしれませんが、交代で出場した選手もよくやってくれたと思います。その中で勝たせてあげられなかったことは私の責任だと思っています。

●2失点したことと、1得点しか取れなかったことについてお聞かせください。

最初のチャンスで得点を獲れていれば2点のリードを築けたかもしれませんし、速い時間帯に追いついて逆転を目指したいところで、2失点目を期したというより2点目を獲れなかったのが痛かったと今は思います。

湘南さんは前節より割り切って2トップを張らせて、前線の2選手を除く8名で守り、カウンター気味に攻めるという形を徹底していましたが、中盤のスペースを使えれば我々の推進力を活かせると思っていましたし、展開的にはそんなに悪い展開ではなかったと思います。




麻田 将吾
3 DF
麻田 将吾

セットプレーの守備はゾーンやマンツーマンとやり方はいろいろありますが、どの守り方を採用しても全てを完璧に対応できるものではありません。ただ、それを言い訳にして逃げていれば、ずっとやられてしまいます。絶対的な正解はなくても、失点の可能性を下げる取り組みはできます。予測することや対応すること、そこは今日少し足りなかったと思います。今日の試合から学ぶべきところを学んで、全員で改善していきたいです。もったいない失点ですし、今日のようにセットプレーから二つやられることは無くさないといけません。

(前半は相手のカウンターから背後を突かれるピンチが繰り返されたが)相手の2トップは前線に攻め残ることが多く、そこに対して数的有利を作れれば良かったんですが、2対2の同数で守る場面が多くなってしまいました。中盤やSBと共に3対2で守らなきゃいけなかったですし、たとえ2対2の状況になったとしてもチャレンジ&カバーをもっと徹底しないといけませんでした。後半はその部分は修正できたと思います。

続きを読む
豊川 雄太
23 FW
豊川 雄太

得点シーンは(右サイドの福田選手からクロスを受けたときに)相手DFが自分の前にいましたが、早く足を振っていこうとしました。相手DFやGKが『あまりシュートを打ってこないだろうな』というタイミングでシュートを打つ練習をしているので、無意識に体が動いてくれました。強いシュートやコースを狙ったシュートというよりは、『とにかく打とう』というのが良かったと思います。

(チーム全体の攻撃について)もっともっとボールを引き出すというか、ゴール前でボールを要求するプレーを増やさないといけないと感じています。試合終盤に(安齋)悠人からいいパスが来たんですが、ああいうシーンを増やしていきたいです。

続きを読む