試合情報
ハイライト
- 監督コメント
- 選手コメント
我々はルヴァンで負けたので、カップ戦はこのタイトルだけでしたけども、ラウンド16が1番力を問われる試合だと思っていました。この後はオープンのドローなので、勢いがあるとか、そこに勝ち切ってベスト4、決勝に行けるチームという意味では、今日の試合が1つ山だなと思っていました。
選手は用意してたプラン通りのことをやりながら、前半、後半ピッチの中でしっかりやってくれたと思いますけども、前半の判定のことをとやかく言うつもりはないですが、あのプレーがレッドなのかイエローなのかの後に、再三自分たちが掴んだチャンスを決めきれなかった。やはりそういうところで、あのような後だからこそ、きっちり自分たちが責任を果たしていく、そういうプレーが起きないと、やはり勝負の神様はこっちに向いてくれないなと改めて感じました。我々、町田さんが最後の15分で失点が多く足が止まるっていうのは映像で分かってたので、そういう意味ではそこのところで襲いかかるにあたっても、あの時1点取って1-1で行っておけば、かなり我々のチャンスが増えたかなって思う中で言うと、いろんな大きなことを学んだ試合だったかと思います。
昨年はこの時期、本当に残留できるかどうかの際どいところで最下位を経験しながら自分たちは上位を目指してやってきたんですけど、その時に自分たちが持ってたいい意味の危機感とか、やっぱりこの1本に賭ける気持ちという意味では、そういうプレーをさせられなかったと結果的に言われてもしょうがないところで言うと、マネジメントの私自身の実力不足もすごく感じます。天皇杯とか自分たちが置かれている位置とか、こういう時だからこそきっちりプレーするってことを選手たちがやっていかない限り、ここから先どこも必死になって戦ってくる戦いを乗り切れないかなと思います。
ただ、天皇杯の前回の試合で最後に追いついてPKで勝ち、福岡戦は2点リードしたのを追いつかれ、今回は0-1で負けましたけど、この時期に自分たちの課題というか、次に進まなければいけないものがはっきり見えたことは、チームとしてはポジティブだと思いますし、下を向かずに次に向かっていきたいと思います。
町田さんとは今年1勝1敗ですけども、非常にタフでACLも出られるチームなので、ぜひ我々の分まで天皇杯頑張ってもらいたいなと思います。
(失点した時間帯について)
ちょっと中盤の拾うところで足が止まりがちだったのと、ボールを取った後の前半のようなサーキュレートがうまくあそこでできず、こぼれ球もうまく拾われてスリーバックに絡まれてミドルシュートを打たるような展開が続いたので、あそこは今日で言うと1番しのがなければいけない時間帯でした。ただ、あの時間帯を0にするのは試合の中でちょっと難しいところもあるので、やはり我々のリズムにするためには先制点をどう取っていくかになっていくのかなっていうのを改めて思いました。
(選手交代、システム変更について)
今日いるメンバーの中でバリエーションも含めて自分たちがやれること、勝つためにカードを切りました。そのいい部分もありましたが、実際に失点して0-1からリスタートしてるので、もうちょっと違うやり方があったかもしれないです。結果論みたいなところもあるので、そういうことを含めて映像を見ながら反省して、我々にはリーグ戦しか残されてないので、次のリーグ戦で自分たちの悔しさを見せていきたいなと思います。
(次のリーグ戦に向けて)
今日は京都に戻れないですけど、しっかりリカバーして明日から京都に残ってる選手といい準備を名古屋戦に向けてやっていくだけだと思います。今日の相手とは少し違うと思いますし、名古屋さんは今日天皇杯をやってないので十分我々のことを分析して臨んでこられると思いますけども、我々もちゃんと自分たちのメンバーを誰にするのかをしっかり競争の中で選んで、次に向かっていきたいと思います。
(サポーターに向けて)
もう本当に遠くまでこの平日にも関わらず来てもらったサポーターの応援はすごくありがたかったですし、次は名古屋ですけど、アウェイにもたくさんのお客さんが来てもらえると思うので、勝負に対して貪欲に自分たちに臨んでいく、彼らを本当に幸せにするために、一緒に喜びあえるように頑張っていきたいと思います。

福田 心之助
チャンスは確かにありましたし、1、2回、1対1、結果的なシーンを作ることできていたので、たらればですけどワンチャンス、ツーチャンスを決められれば、また違ったゲーム展開になっていたなと思います。自分の中で悔やまれるゲームでした。
前回のリーグ戦同様、後半結構相手が落ちていくっていうのは、データで見ていて、自分たちも意思統一はできていました。前半0-0で終わって、ピンチで終わるシーンもありましたけど、どこかで僕らの中でもチャンスがあるっていうのを感じていました。もっと自分たちがコンパクトにしていれば失点シーンも防げたと思うので、ちょっと間延びする時間を作らせてしまったというか、相手の得意な形に持っていってしまった、そういうのも含めて自分たちの良さ、コンパクトさが足りなかったかなと思います。
(前半と後半の立ち上がりで感じた違いは)
前半も結構押し込まれるシーンもありましたけど、あそこで結果的には0で抑えていたのと、カウンターで人数をかけるのが京都の良さだと思いますが相手を跳ね返すエネルギーというか、人数のかけ方が今日は少し足りなかったなとは率直に思います。
(監督がワンプレーの重みについても触れていたが)
福岡戦もですが現場で1番その時の状態とかメンタリティとかわかってる中で、自分たちが今日も含めて、この時にどうプレーするっていう判断、意思統一をもっと明確なことができたと思いますし、今日に関して言えば、また新しく8秒ルールとかが導入された中で、もっとああいうのもうまく使って試合を優位に進めなきゃいけないなと思いました。

鈴木 義宜
僕らにとってはちょっとアンラッキーな形で失点した感じだったんですけど、その前にもお互いピンチ、チャンスがあった中で、相手は決め切って僕らは点が取れなかったっていう試合になったかなと思ってます。
前半から幅を使われて、後半は特にはめてプレッシャーをかけることがなかなかできず、もっと行くとこと行かないとこ、ビハインドになっても全部行くのではなくて、しっかりと自分たちの陣形を整えた中でプレッシャーにいくなど、マネジメントをもっとしたかったなと思います。
(後半の立ち上がりについて)
相手の狙いがある中で、セカンドボールの反応や自分たちの距離を作れなかったっていうのはありますけど、その中で後ろをコンパクトにすることと、前を中途半端に行かせずにコンパクトにするのか、もっと強いプレッシングをするのかっていうのは、その判断をちょっと中途半端な感じになったところはあったかなと感じています。
(前が行ったところで、蹴られて広げられてしまうみたいなイメージか)
そうですね。それは相手も狙っていたとは思うので、意図的に結構キーパーにバックパスしてっていう形はやっていました。
(敗戦の中で収穫はあったか)
収穫というよりかは、この敗戦をしっかりと受け止めて、残りリーグ戦しかないので、全員がそれに全力を尽くしていきたいなと思います。
(サポーターに向けて)
本来ブーイングだったり、そういう厳しい言葉が飛んでもおかしくない中で、ああいう形で前向きな言葉をかけてくれたのは、僕らにとってポジティブになれますし、しっかりその思いを僕らは背負ってリーグ戦に挑んでいきたいと思います。