【サンガ日記】2023年3月28日(火)、29日(水)　グローバルクラス　アクティブプログラム　スプリングデイキャンプ

京都サンガF.C.スクールでは、自分の目的・目標に合わせてクラスを選んでいただけるよう、様々なクラスをご用意しています。

グローバルクラスでは、サッカーのトレーニングだけでなく、アクティブプログラムというキャンプや他スポーツ体験など様々な体験を通じて、できることをたくさん増やし、自分の価値観を広げていくことをねらいとしています。（グローバルクラスの詳細、活動実績はこちらをご覧ください。）

今年度最後のアクティブプログラムでは、3月28日(火)は、ひこねスカイアドベンチャーでスカイアスレチック体験、3月29日(水)は、石清水八幡宮へのハイキングと6年生を送る会を行いました。

＜3月28日(火):ひこねスカイアドベンチャー＞

アトラクションの1つ、地上8ｍの高さにあるアスレチックコース「Adventure-G」では、大きな丸太の上を歩いたり、グラグラ揺れる板やロープを渡ったりします。

下から眺めるとそれほど高くないように感じるのですが、上に上がると景色は一変。当日は春の日差しが暖かでとても気持ちのよい日だったのですが、このアトラクションをするにあたってはとても大きな難敵「風」が吹きました。

地上8ｍの不安定な場所で時より吹く風が、みんなの行く手を大きく阻み、足は前に出ずガクガク・胸はドキドキバクバク。さらっと進める人は誰一人おらず、恐怖と戦い、自分を奮い立たせて、なんとか足を一歩前に進めることを繰り返していました。

＜3月29日(水):石清水八幡宮ハイキングと6年生を送る会＞

3月29日(水)は、日本三大八幡宮の1つ石清水八幡宮をハイキング・参拝して、自身の暮らす京都の歴史や街を学び感じる機会となりました。

表参道の途中で宮殿を拝見したり、灯篭に掘られた十二支を見つけ喜んだり、木々の緑や日向ぼっこする猫を眺めたりと、色んな発見をしながら30分ほどで石清水八幡宮のご本殿に到着しました。

まずご本殿に参拝し、神の遣いとされる鳩や本殿に施された数々の装飾を探しながら見て回りました。

偶然いらした神主さんに、装飾にある架空の動物やその由来を少し聞くことができて、みんな真剣な面持ちで聞き入っていました。おみくじを引き、自分や家族のお守りを手にしてご本殿を後にしました。

すぐそばのエジソン記念碑の近くでお弁当を食べた後は、国内で他にほとんど例を見ない貴重な地形といわれる桂川・宇治川・木津川の三大河川合流が見られる展望台へ向かいました。

ケーブルカーで下山したら、展望台から見えていた宇治川と木津川を分ける西日本有数の桜スポット「背割堤」の桜並木に向かいました。ちょうど綺麗に咲き揃った桜の下をみんなで散歩することができました。

城陽に戻り、クライマックスは「6年生を送る会」です。

今年度の卒業生は過去最多となる12名。2年生からだと最長5年間、毎週スクールに通い、キャンプなどで仲間と同じ時を過ごしました。6年生の保護者の方々にも参列いただき、歴代コーチや現コーチからのメッセージ、そして6年生にはこれまでの思い出を発表してもらいました。

時折、笑いも起きながらも、6年生の発表はグローバルクラスで過ごした中での自身で感じている成長や、保護者の方やコーチたち、そして仲間への感謝、後に残る後輩たちのメッセージなど、目頭がジーンと熱くなる素敵な発表ばかりで、これまでの成長を知るコーチたちにとっては、本当に嬉しく、また寂しくも感じてしまうこともある時間となりました。

卒業する6年生が、中学生になってもまたスクールに遊びに来てくれることを楽しみにしています。

そして、継続するスクール生には、また新しい仲間とともにこれからのグローバルクラスの1ページを作っていってもらいたいと思います。

グローバルクラスでは、これからも今回のようにアクティブプログラムでの様々な体験を通して「多様性」に触れ、それらを受け入れ、自身の価値観を広げること、もう一方で人とのつながりや協調性を育み、そして自分らしさを大切にできるきっかけを提供していければと思います。