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2014.03.01
試合情報

【J2第1節vs北九州プレビュー】J1昇格への新たな戦いが始まる。

今年クラブ設立20周年という節目を迎えるサンガは、 「勝利へ NEVER GIVE UP!」 というスローガンを掲げた。この3年間の積み重ねを生かし、決して諦めることなく勝利を目指す。 

昨季プレーオフで敗れたサンガは、リーグ戦で3位に入りながら昇格を逃し、今季はブラジル人のバドゥ監督を迎え、新たな体制でJ1昇格へと挑むこととなった。選手は、得点力のある元日本代表・大黒将志や2008年にアルビレックス新潟で13得点をマークしたアレッサンドロ。中盤には対人プレーに強いジャイロ、サイドバックには石櫃洋祐比嘉祐介など、既存のメンバーとの化学反応が楽しみな9名の新戦力が加わった。 

鹿児島キャンプでは、フィジカルの強化やメンタルの共有、そして12日間で7試合のトレーニングマッチを組み、さまざまなメンバー構成を試した。開幕1週間前には、プレシーズンマッチ(vs.G大阪)で1-1と引き分け、手応えをつかんだ。開幕を控え、バドゥ監督が「すべての選手がよいので、メンバー外になる選手がいるのが悲しい」と自信を覗かせるように、ケガ人も少なく、選手たちのコンディションも高い状態を保っている。そして、外国人選手たちも日を追うごとにチームに馴染んでいる。 

キャプテンを務めるのは山瀬功治。選手の意志を尊重するバドゥ指揮官の下、選手同士の意見交換が活発に行われる今季、チームの中心に立つ存在が重要になる。山瀬は、「チーム全員が意識を高く持って、ひとつの目標に向かっていけるように自分自身も頑張っていきたい」とコメント。必勝祈願では、絵馬に「破」の一文字を書き、「J2の壁を打ち破る」「今までの自分を打ち破って成長する」という2つの思いを込め、強い決意と覚悟で今シーズンに挑む。 

今季もアウェイスタートとなるサンガ。開幕の相手は、ギラヴァンツ北九州。柱谷幸一監督就任2年目。昨シーズンは、13勝10分19敗の16位。今季スローガンには「一進」を掲げ、昨季の基盤をもとに上位を目指す。 

選手補強では、前線に昨季サンガで12得点を挙げた原一樹を獲得。古巣対戦に燃える原の一撃には警戒が必要。中盤には湘南ベルマーレから下村東美、サイドバックにはG大阪から星原健太などを加え、多彩な攻撃を睨む。 

サンガとの昨季の対戦成績はサンガの1分1敗。北九州は勝てばJ2通算50勝目となる。サンガは手堅く守ってくる相手に対し、サプライズも含め、自分たちからどうアクションできるかが鍵。 

プレシーズンマッチでも好セーブでチームを救ったサンガの守護神・オ スンフンは、「去年昇格できなかった思いから、今年は去年とは違う気持ちで開幕戦を迎えたい。新監督のスタイルに徐々に慣れて、結果も出てきた。監督がいつも言っているサプライズで点を取りにいくのが楽しみ」と語り、J1への強い思いを開幕にぶつける。 

バドゥ監督が目標にする数字は、「勝点100」と「100ゴール」。攻撃的なサッカーでJ1昇格を狙う。サポーターの期待を集める大黒は、「ゴールを目指し、絶対に勝っていいスタートを切りたい」、開幕戦に誕生日を迎えるアレッサンドロは、「自分の仕事は点を決めること。そのためにトレーニングしてきた。京都の選手はクオリティが高いので楽しみ」と、勝利につながる開幕ゴールを狙っている。 

年始のファン感謝デーでは、祖母井GMが選手たちの手を取り、「隣の人と手をつないで大家族になりましょう」と声をかけると、サポーターも手をつないで2014年シーズンのスタートを切った。サンガに関わるすべての人が“ビッグファミリー”となり、J1昇格をつかみとる今シーズンの戦いがいよいよ始まる。

キャプテンとして迎える2014シーズン。山瀬は「気負いすぎず、いつも通り戦いたい」と翌日に迫った開幕戦へ向けてコメント。
北九州戦当日に誕生日を迎えるアレッサンドロ。サンガ初ゴール&バースデーゴールにも期待したい。
Jリーグ、代表、海外での豊富な経験を誇る大黒将志は「ゴールという形でチームに貢献したい」と開幕を前に改めて意欲を語った。
出場機会を求めて、サンガへの移籍を決断した石櫃洋祐。
初めて異国の地でプレーするジャイロ。
練習中からアグレッシブなプレーでアピールを続ける比嘉。
ポストプレーや縦への突破などを武器に得点を狙う有田光希。
U-18から昇格した田村亮介。練習試合で得点を決めるなど好調ぶりをアピール。
サンガの攻撃的なサッカーにアクセントを加える働きが期待される石田雅俊。
石田と同じく市立船橋高校から加入した磐瀬剛。キャンプでは複数のポジションを経験し、プレーの幅を広げている。

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