2013鹿児島キャンプレポート(10日目)
鹿児島キャンプ10日目。
本日は午前中に「Jリーグルール講習会」が行われ、午後からは今キャンプ最後のトレーニングマッチとなるFCソウル戦が行われました。
Jリーグルール講習会は今シーズンの判定基準をJリーグ各クラブに伝達し、競技規則の理解を深めるとともにクラブと審判員間のコミュニケーションを図ることを目的として毎年開催されています。
今年はワールドカップでも笛を吹いたプロフェッショナルレフェリーの西村雄一氏と元審判員で日本サッカー協会理事・審判委員長でもある上川徹氏にお越しいただきました。編集された試合の映像を見ながら、それぞれのシーンでのジャッジの見解などをお話しいただき、フェアプレーへの共通理解に務めました。
今シーズンからプロ選手としての道を歩みだした山田選手に受講後、感想を聞きました。
山田元気選手
「選手としてプレーの判断基準をしっかりと理解し、審判員と選手がお互いをリスペクトしあうことが何より重要だと感じました。素直に、そして全力でプレーすることが見ている方々を楽しませることにもつながると思います」
そして午後からはいよいよFCソウル戦。
試合前には2004年にサンガでも活躍したFCソウルのチェヨンス監督と中山選手が握手を交わし、旧交を温めていました。
FCソウルは昨年Kリーグを制するなど、言わずと知れたアジアの強豪チームです。ACLの戦いが目前に迫っていることもあり、本番モードでの戦いです。
試合は序盤からFCソウルに攻め込まれるシーンもありましたが、後半(2本目)になると徐々にリズムを取り戻していきました。
また、本日、2013シーズンのキャプテン就任が発表された安藤淳選手もキャプテンマークをまき、クロスバーをたたく惜しいシュートを放つなど、チームを引っ張りました。
試合は0-1で今キャンプのトレーニングマッチでは初の敗戦となりましたが、5試合を行い、敗戦を喫した試合は今回の1試合のみと、トレーニングマッチではありますが、内容だけでなく結果も出すことができ、チームは順調に仕上がってきています。
J2リーグの開幕は3月3日(日)。相手はガンバ大阪ということで、大事な初戦から関西ダ―ビ―となります。J1昇格を目指す今シーズンの幕開けまであと2週間です!
鹿児島キャンプは明日、最終日を迎え、いよいよ開幕モードへ突入していきます。