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2012.06.23
試合情報

【J2第21節vs水戸プレビュー】敵地であっても負けられない、ここからもう一度浮上してみせる!

ここが踏ん張りどころだ。5月から始まった破竹の5連勝が6月に止まり、2引き分けで足踏みを強いられると、前々節の愛媛戦では実に9試合ぶりとなる黒星。そして連敗阻止と意気込んで臨んだ前節の草津戦でも悔しい結果に終わり、今シーズン2度目の2連敗を喫した。

ただ、苦杯を舐める結果になったとは言え、草津戦で何もできなかったわけではない。パスをつないで相手守備陣を攻略しようとするサンガらしいサッカーは随所に見られた。「ゲーム内容について、続けていたことに関してはそんなに悪い印象は持っていません」と大木監督も振り返っている。ここ4試合勝利から見放されているが、下を向く必要はない。これまで積み上げてきたものを信じて自分たちの道を突き進めば、再び光が見えてくるはずだ。

「今の状況には何も悲観していない。まだ6月に勝てていないことは残念で、サポーターの皆さんにも申し訳なく思いますが、大事なのは続けていくこと、トライしていくことだと思います。1試合1試合全力で戦っていく、目の前のゲームに勝っていくこと以外に道はないと思っていますし、気持ちを絶対に下げないこと、それが一番だと思います」。大木監督の信念にもブレはない。

対する水戸は6月頭の栃木戦で5試合ぶりの白星を飾ったものの、続く熊本戦、甲府戦で黒星を喫し、前節の大分戦も落として3連敗と苦しんでいる。この一戦で浮上のきっかけをつかむべく、高いモチベーションを持ってホームゲームに臨んでくるはずだ。

水戸は現役時代に闘将として怖れられた柱谷哲二監督に率いられ、組織立った守備の安定感が光るチーム。19失点はリーグ5位タイの少なさを誇るだけに単調な攻撃ではなかなか崩せそうにない。しかし、その一方で決定力不足が課題になっているようだ。今シーズンここまでの20試合で総得点は19点。1試合平均1得点に届いておらず、苦しい戦いを強いられている。

おそらく水戸は粘り強い守備で持ちこたえ、シンプルな攻撃でチャンスを作るという戦い方で挑んでくるだろう。サンガとしては、リスクマネジメントに気を配りながらも、分厚い攻撃で守備ブロックを切り崩していきたい。「攻撃に入ったとき、飛び出していくプレーに対しては制限しないし、得点への気持ちを強くもってプレーしてほしい」と指揮官も大胆なアクションを推奨している。

上位戦線で生き残っていくためには、これ以上連敗を喫するわけにはいかない。「アウェイですけど勝たないといけないし、(水戸戦を)浮上するいいきっかけにしていきたい。いくら内容が良くても負ければ意味がないし、結果を出し続けていかなければJ1には上がれない」と秋本倫孝も語気を強める。ここで悪い流れを断ち切り、再び上昇気流に乗ってみせる。

「浮上するいいきっかけにしていきたい」と水戸戦を位置づける秋本。彼の統率なくして勝利はつかめない。
中村にはゲームメイクとともに、得点力にも期待が高まる。
チームとして再び上昇気流にのっていくため、果敢にゴールを狙っていく原。

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