【J2第31節vs徳島プレビュー】負けられない戦い、残すは10試合。
前節水戸戦から約2週間の中断期間が明けて、リーグ戦は残すところ10試合となった。中断期間に行われた天皇杯2回戦。サンガは、ベストメンバーで戦いに挑み、中村充、宮吉、久保が得点を決め、3-0で3回戦へと駒を進めた。試合後の記者会見で大木監督は、「難しいゲームになることがわかっていたなかで、3点を取って勝てたことを素直に喜びたい」とコメント。リーグ戦へとつながる試合となった。
今週のサンガは、天皇杯の勝利から気持ちを切り替え、リーグ戦の徳島戦に向けてトレーニングを開始。1対1を強化し、それぞれの責任をしっかりと確認した。練習試合(VS立命館大学 4-0○)では、中村太がハットトリックを達成し、猛アピール。西京極のピッチでの活躍にも期待が高まる。
対戦する徳島は、ここまで14勝7分7敗の勝点49で、5位につけている。前節は首位F東京相手に、前半の早い時間帯にセットプレーからリードを奪われ、0-2で敗れたものの、リーグ戦ここ5試合は、2勝2分1敗と勝点を積み重ねている。天皇杯は2回戦で大分に敗れたため、J1昇格の目標に向けて集中している。
美濃部監督をはじめ、MF斉藤、倉貫、徳重、六車、DF登尾など、サンガに縁のある選手が多い徳島との一戦。徳島での前回対戦(5/8)では、セットプレーから、今季加入したDFエリゼウ、西嶋にゴールを決められ、サンガが敗れたが(1-2)、西京極では、負けるわけにはいかない。
大木監督は試合に向けて、「水戸とF東京には2敗してしまった。次の徳島に負けたら2敗になる。そういうことはしたくないという意地がある。自分たちが、ちゃんと成長しているということを証明しなきゃいけない。水戸戦はああいう形で負けてしまったので、もう一度、自分たちの力を見せるゲームだと思う」と、この一戦にかける強い気持ちを語った。
負けられない戦い。ファン、サポーターと共に、勝利をこの手に!


