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2011.09.09
試合情報

【J2第27節vsFC東京】首位チーム相手に試される大木サンガの真価

「やってきていることがだんだん浸透している感じがする」。前節の愛媛戦後、大木武監督はそうコメントし、チームの戦いぶりへの手ごたえを語った。残る課題はシュートへとつながる最後の一手。「点を決られないならチャンスを多く作ることしかない」と続けた指揮官にとって、まずはいかに多くのシュート数を記録できるかが今節での最重要ポイントとなる。

そんなサンガが今回アウェイの地で挑むは、来季J1昇格を見据えて現在リーグ首位を走るFC東京。開幕当初こそ苦戦を強いられながらも、シーズン前の評判どおり、瞬く間に昇格レースの主役に躍り出たチームでは、今季リーグ最少の14失点という数字が光る。難攻不落の守備網を築く相手を前に、チャンスメイクを課題に掲げるサンガにとっては、まさにその真価が試される一戦となりそうだ。

強敵との対戦を控えるなか、選手たちも気を引き締めており、中盤で奮闘する安藤淳選手は「FC東京は個人能力が高い。前節のFC東京対栃木SCの試合を見たが、コンビネーションも良いし、怖い攻めをしてくる。でも相手ありきではなく、自分たちのサッカーをすることが大事。自分たちのサッカーがどこまで通用するか、試す良い機会だと思っている」とコメント。試金石となる一戦に向け、気持ちを高めている。

また、日に日に中盤での存在感を増す駒井善成選手は「FC東京は中盤のパス回しに優れているが、フォーメーションの面では中盤の人数はこちらの方が多いと思うし、中盤を制したい。誰がどこをカバーするか、マークにいくかがチームとして意識統一できてきたので、守備面は安定してきている。神戸のような速いペースの相手と練習試合で対戦して自信もついたので、FC東京戦には良いイメージで挑める」と自信のコメントを残した。

そして、愛媛戦での攻撃から守備に転じた際の選手たちの動きを評価した大木監督は、「勝ちにいくという強い気持ちで挑みたい。チームは安定してきているので前回のFC東京戦とは違う試合ができると思っている。FC東京は攻撃に厚みがあって精度も高い。決して守備的に戦うということではないが、守備と攻撃が一体となって戦うことが大事。攻撃面ではとにかくシュートを打つ、ゴール前にいく意識を高くしたい」と語った。

なかなか連勝街道に乗り切れないチームにあって、首位チーム相手からの白星は、大きな転換点となる可能性を秘めている。さらには、今季ホームですでに1-4での敗北を喫した相手に対し、同じ轍を踏むわけにはいかない。味スタのピッチで選手たちの意地と誇りがほとばしるような、そんな試合を披露することができれば、おのずと勝利は近づいてくる。

前節愛媛戦でプロA契約出場条件をクリアし、「これまで支えていただいた方々への感謝の気持ちを忘れず、チームのために全力でプレーしたい」と気持ちを新たにFC東京戦に臨む駒井善成選手。
「相手ありきではなく、自分たちのサッカーをすることが大事」と気を引き締める安藤淳選手。
「攻撃面ではとにかくシュートを打つ、ゴール前にいく意識を高くしたい」とFC東京戦へ向けてコメントした大木武監督。

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