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2008.05.16
試合情報

【J1第13節vs横浜FMプレビュー】鴨池開催、静かに闘志を燃やす

前節、サンガは、前半から試合の流れをつかめず、後半23分に高い位置でボールを奪われ失点。0-1で最下位の千葉に敗れ、順位を16位に下げた。試合後、加藤監督は「気力、運動量、出足、あらゆる部分でジェフの方が我々を上回っていた」とコメント。試合明けの練習前に、選手全員を集めて檄を飛ばした。監督の熱い言葉を深く受け止めた選手たち。今節は、Jリーグ中断期間前の最後の試合。選手一人ひとりが、強い気持ちをしっかり出してゴールへ向かう。

今節の相手は、横浜F・マリノス。今季から、かつて磐田で黄金時代を築いた桑原隆監督が指揮を執っており、再びタイトルを狙う戦いを見せている。12節を終えた現在、5勝3分4敗の7位。上位チーム相手には苦戦しているものの、完敗したというゲームはない。前節のG大阪戦は、FWロニー選手の2得点で引き分けている。

警戒すべきは、前節、同点ゴールを演出したMF山瀬功治選手。彼が前を向いてプレーすると、様々な攻撃が生まれる。うまくスペースを見つけて攻撃を仕掛けてくるため、いい形でボールを持たせないようにしたい。守備陣は、日本代表DF中澤佑二選手を中心とした3バック、そしてボランチには経験豊富なDF松田直樹選手など、能力の高いプレーヤーが揃う。サンガとしては、組織的な素早い連携プレーでサイドからチャンスを作り、何度も攻撃を仕掛けたいところだ。

前節、アウェイ千葉の大ブーイングの中でプレーした佐藤勇人選手は、「ジェフ戦はプロに入ってから一番悔しい試合だった。1試合勝つことで順位も変わってくるので、中断期間前に順位を上げるためにも勝ちたい」と心中を語った。横浜FM戦では、古巣・千葉に負けた悔しさを爆発させ、チームの勝利に貢献してくれるに違いない。

鹿児島・鴨池で開催される今節、地元出身の田原豊選手、徳重隆明選手、中山博貴選手が意欲を燃やしている。田原選手が「あまり深く考え過ぎないで、地元での試合なので得点につながるプレーをしたい」と語れば、徳重選手は「家族や友達が来てくれるので楽しみ。厚みのある攻撃で、相手より切り替えを早くして、しっかり走りきることが大事。積極的に仕掛ける戦いをしたい」とコメント。特に、中山選手にとって鴨池は、プロデビューした思い出深いスタジアムであり、1ゴールを決めている相性のいい場所。「ぜひ点を獲りたい」と今季初得点を狙う。

前節守備に奮闘したシジクレイ選手は、13日に36歳の誕生日を迎えた。豊富な経験と年齢を感じさせないパワフルな運動量で、今節も守備を安定させてくれるだろう。

監督の一喝を受け、チームは気持ちも新たにトレーニングに打ち込んだ。明日、ホーム鴨池で、鹿児島のファンの前で、強い気持ちを前面に出して戦う姿を見せてくれるはずだ。
地元開催の試合で得点が期待される田原選手
地元鹿児島での勝利に向け意欲を燃やす徳重選手
36才の誕生日を迎えたシジクレイ選手。その存在感あるプレーに注目!

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