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2008.05.09
試合情報

【J1第12節vs千葉プレビュー】前進あるのみ

前節札幌との昇格組同士の戦いは、序盤からサンガが狙い通りに試合を進め、アタリバ選手の値千金の決勝ゴールで1-0の完封勝ち。

前半20分、佐藤勇人選手とアタリバ選手のワンツーパスで札幌の守備を崩し、パスを受けたアタリバが先制ゴール。
「アタリバのゴールがチームに大きな力を与えてくれた」と試合後に柳沢敦選手が語っていたように、このゴールで活気付いたサンガは、その後もゴールに迫る攻撃を繰り返した。気温31度という暑さの中、最後まで集中力を切らさず、運動量が落ちることのなかったサンガイレブン。守備でも安定したプレーで札幌攻撃陣を無失点に抑え、連敗を脱出した。試合後「とにかく勝ててよかった」とホッとする選手が多かったように、3連敗という悪い流れの中で本当に欲しかった勝利を得た。この勝利のイメージを忘れずに、千葉戦でも勝利を呼び込みたい。

今節の相手は千葉。主力選手が移籍し、スタッフの陣容も一新して、今シーズン新たなスタートを切った千葉だが、現在2分9敗といまだ勝ち星がなく最下位。元オーストラリア代表のDFボスナーを中心とする守備には安定感が見られるものの、攻撃の形に苦戦している印象。前節浦和戦の敗退を受けてヨジップ・クゼ監督が解任され、チームの形も定まらない状況だ。下部組織時代も含め、昨シーズンまで14年間在籍した古巣・千葉と初対戦となる佐藤選手は、千葉の現状を他人事とは思えない複雑な気持ちを抱きながらも、「プロとしてサンガのためにベストを尽くす。そうしないとジェフに対しても失礼になる。相手がどこであろうと、意識せずに自分たちのサッカーをやる」ときっぱりと語った。昨シーズンまでホームスタジアムとして戦ってきたフクダ電子アリーナに、今度はアウェイチームとして千葉を倒しに行く。アウェイの大ブーイングにも応えるように、佐藤選手が熱いプレーを見せてくれるに違いない。

前節、攻守において安定したプレーをした渡邉大剛選手は、連敗中の千葉との対戦について、「千葉は勝てていないようだけど、そういう相手に勝ちを与えないようにしなくては。受身になってしまわずに、どんどん行かないとね。前節の勝ちを次につなげるためにも頑張りたい」と気を引き締めた。サンガとしては勝ち点3を取りこぼさないよう集中して臨みたい。札幌戦でのシュート数20本が示すように、攻撃の形は作れている。今週の練習を見ているとチームの雰囲気もいい。札幌戦では、頭部を負傷しながらも何度もゴールに迫った柳沢選手は、「前の試合はもう終わったこと。いいイメージで練習をやって、前へ前へと進んでいく気持ちが大事」と話す。サンガのサッカーは、1試合1試合戦うごとにプレーの質が高まり、洗練されていく。今節もサンガの持ち味を出して戦えば、きっと勝利をつかめるはずだ。
札幌戦で「京セラ賞」に選ばれ、スタンドにサインボールを投げ込む佐藤勇人選手
バランスよくプレーし勝利に貢献する渡邉大剛選手。攻撃にアクセントを加えるプレーに注目!
得点が期待される柳沢敦選手。厳しいマークにも負けず、ゴールをゲットしてほしい

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