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吉田 達磨 監督

前節2-6で、最後の最後で力尽きて失点を重ねて、そこからどうやってみんなで奮い立ってこっちに向かっていこうかということを考えていた1週間でした。ホームでたくさんの声援を受けながら、最後崩れてしまった。相手が上回った失点というのは、1点目、2点目、3点目。相手が上回った3失点があって、僕たちが下回った3失点があって、上回られたらしょうがないけど、下回るのだけはやめようと選手と共有しました。

僕は本当の監督ではないかもしれないですけど、厳しめに選手たちとも話しましたし4日間のトレーニングを積む中で、ひょっとしたらなにか起こせるんじゃないかなという気がするような、そんな4日間でした。それは曺監督が積み上げてきて、選手たちがそれに呼応してずっとやってきたことがそこにはあって、それをしっかり表現するところに集中しました。

今日のパフォーマンスは、プレスも、走ることも、前に出ていくことも、堂々と振る舞うことも、ボールを本気で動かすことも、みんな鋭くプレーしましたし、ボールを持ってる時、持ってない時も常に相手に攻撃を仕掛けるという、僕らが作ってきたものを最後の最後でしっかり表現してくれた試合だったと思います。

(無失点で終えた守備面の評価は?)

細谷選手が入ってきたところでは、ちょっと後手を踏むようなところもありましたけれども、プレスに全部行こうっていうのがベースなので、全部行けない時にどうするかっていうところのさじ加減を選手たち同士でしっかり話をして合わせてくれていました。コーチたちのトレーニングを経て、プレッシャーをかけ続ける、全部行く前提で何ができるかっていうところを、きちんとコーチングスタッフの分析と選手たちが1つになってやってくれたと思います。

(攻撃のところで伝えた部分、少し変えた部分はありましたか?)

変えたところはそこまでないですけど、柏さんもプレスにきますから、そのプレスのどこに誰が何をするかみたいなことは、少しは整理して臨みました。疲れもあるし、相手も変わってきますし、切らさずに90分通してやるのは難しいと思いますが、その中でも絶えずやり続けたっていうのは、ポジションとかテクニックとかっていうよりは、やろうとしたこと、その振る舞いが大事なんじゃないかなと思います。

(福岡選手が最後、今季初出場でしたが、起用した意図は?)

やはりあれだけ大きな怪我をして、今年1試合もピッチに立ってないわけで、もう来シーズンが見えてますし、体制が変わることは決まってることですから、その中で慎平を使うというのはクラブの財産でもあるので、非常に難しいところでした。勝ちたいからとか、パフォーマンスがいいからとかで、決断できることではなかったです。でもここ2、3週間の中でも、彼がもう絶対大丈夫だろうっていうパフォーマンスでいて、ドクターやメディカルの方と密に連携を重ねていました。前節を終えた翌日、慎平が必要だったんだなって後悔を感じていました。今日もかなり展開が早かったので、試合を約半年やってない彼がポンと入った時に、リズムに入れるのかという不安があったのももちろん事実です。ベンチではいろんな会話をしました。ただ、この2、3週間のパフォーマンスを見れば、ハイテンポの中に入ってプレーできるのは見えてましたし、あとは疲れてきた選手たちが、やはり慎平が入ってきたことで安心してもう1回頑張ろうと、多少バランスを崩しても2点目、3点目を取りに行っても、慎平がいるぞっていう、そういう安心感をもたらせられると思いました。十分やってくれたと思います。



福岡 慎平
10 MF
福岡 慎平

自分たちは5点以上取らなきゃいけないゲームでしたし、その中でもみんなも言ってましたけど、1つ1つ返していこうというところで、なかなか前半ゴールが取れなくて、それでも後半も慌てず行こうっていうところでジョアンが決めてくれました。結果1-0で終わりましたけど、チームとしてこの試合だけを考えたら勝ちは勝ちなので、自信を持って帰ろうっていうのもみんなで最後話しました。達磨さんもこの難しい状況で引き受けてくれたことに感謝したいですし、その中で選手自身も難しかったと思いますけど、こういう2週間を過ごせたことで、選手1人1人が逞しくなったんじゃないかなと思います。

(自身のプレーを振り返って)

試合の流れだけで言ったら、もっとロングボールを入れて、駿くん(長沢選手)にボールを集めてアクシデントみたいな状況を作るとか、そういったことをしなきゃいけなかったかもしれないですけど、相手もちょっと引いてたので、自分たちボランチが引き出さなきゃスペースも開かないと思ってましたし、簡単に蹴っても跳ね返されるかなとも思ってたので、短い時間でしたけど、まずテンポを作りながら、ゴール前に2、3回は入っていけたので、あとはそういう仕留めきるところは僕も課題に残りましたけど、僕個人としては復帰戦でうまく試合に入れたかなとは思います。

(来期に繋がる収穫はありましたか?)

今シーズン、4バック、3バック、いろんなフォーメーションもありましたし、いろんな引き出しがチームとしてもできたし、個人としてもできたと思います。次の監督がどうなるかわからないですけど、また新たな京都サンガを自分たちで作っていきたいなと思います。

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麻田 将吾
3 DF
麻田 将吾

どっちのリズムか、どっちの90分だったかと言ったら、京都の時間帯の方が長かったかなと思います。ミラーゲームの状態だったので、普通に行けばマンツーマンみたいな感じになりますけど、そううまくはいかないっていうのは僕らの中では共有していました。それでうまくいくんだったら最初からそうしてたし、システム上はめに行きましたけど、相手も形を変えて、ボランチを落としたり、キーパーを出してきたり、右サイドも特に久保選手が高いところから走って、小泉選手が落ちてみたいな、ローテーションはかなりやってたので、響やソンジュンやジョアンとかと話しながら、そこに全部マンツーマンでつきに行くのか、はめに行くのか、そういうところのコミュニケーションはうまく取れてたのかなと思います。

(久しぶりにセンターバックでの出場でしたけど、自身のプレーを振り返って)

タイミングを自分が掴めなかっただけですけど、もっと早くチャンスを掴めていたら今日のようなプレーはやれたかなっていう自信はありました。変に緊張することもなく、来たっていう感じもないというか、自信を持って今日の試合は臨めました。

守備のところは、最初はとりあえずはめに行って、相手が変化してきたので、そこにも対応していきましたが、自分がどうというより、周りとうまく連携を取って守れたかなと思います。攻撃のところでは、こっちもはまりやすいというか、システム上そういう戦いになりましたけど、他の選手のサポートもありながら、遠いところを見ながら、近いところにつけたり、ポジションをうまく変えながら、相手を見ながらやれたかなと思います。

(5年半の最後の締めくくりを勝利で終えたことについて)

ズルズル行かずにというか、もう心が折れてモチベーションなくというチームじゃないので、そこは京都らしさが少し出せたのかなと思います。曺さんはもう退任されましたけど、基盤はそこにあるので、諦めたら次がないというか、成長もなくなるので、この5年半というくくりではありますけど、次に向けた1歩にしなきゃいけないと、みんながそこに向けた90分になったかなと思います。

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