試合情報
試合情報
2 | 前半 | 0 |
0 | 後半 | 4 |
- 12'中川 風希
- 15'中川 風希
- 52'イッペイ シノヅカ
- 57'黒川 淳史
- 76'畑尾 大翔
- 90+3'奥抜 侃志
監督コメント
京都サンガF.C.
實好礼忠 監督
試合の流れとか得点の経過を見ても、2-0から逆転されるということは、僕のジャッジに問題があるところがすごく大きいです。最後、選手たちは「なんとかしよう」とプレーしていた中でしたが、「バラバラにさせてしまったな」というところもあります。僕のところに問題がありました。
Q.ピーター・ウタカ選手が位置を下げたところで中川風希選手がDFの背後に抜けた前半の2ゴールは狙いどおりだった?
A.本当に狙いどおりの、らしさも出た、ゴールでした。それも含めて、前半は素晴らしかったです。
Q.後半の早い段階にウタカ選手を下げたが、中2日の日程の中でベンチに温存しておく手もあった?
A.そのへんのプランについてもいろいろな話をしながらでしたが、スタートからいるほうが一番相手にも圧力をかけて、先制攻撃をして、良い形でゲーム運びができるなという判断でした。その狙いどおりの先制パンチを出すことはできましたが、後半の失速はそのへんのプランを狙いどおりに進行させることができなかったなということです。
Q.後半の失速の一番の要因は?
A.相手のことも把握しながら、選手ともイメージを共有しながらやっていましたが、相手のプレスのことも含めて、こちらの判断が遅くなるようなところがありました。相手をはがしていくシーンも生まれなかったので、そのへんの後半の入り方、入らせ方で、判断のスピードを落とさせるような感じになってしまって、それがプレーに影響したのかなと思っています。
Q.開幕から続いたホームゲームの無敗が9試合でストップしたことについて
A.今日もたくさんのパワーをもらってプレーできたんですけど、それをなかなか結果として出せなかったので、本当にすごく残念です。
Q.もっと積極的に3ゴール目をとりにいくべきだった?
A.後半の入りのところで、「今の流れで入ると、相手の圧力に負けるぞ。これを違う形にするために、プレッシャーを前にアグレッシブにかけていこう」という話をして後半に入ってはいたんですけど、それにうまくなかなか反応できなかったというところがあります。
選手コメント
-
14 MF
中川 風希サンガでの初ゴールまで皆さんを待たせてしまったので、今日2得点を取れたことは嬉しいですが、勝つことができず悔しいです。同じポジションで活躍している選手が多い中、今日はラストチャンスだと思ってこの試合に臨みました。(ゴールシーンを振り返って)相手の最終ラインの背後を常に狙っていました。自分はスピードがある方ではないので、タイミングの良さで背後を狙っていたところに良いボールが入ってきたので、アシストしてくれた選手たちには感謝しています。今シーズン序盤ではインサイドハーフ、最近はフォワードとしての出場が続いていますが、ゴールに近いところでプレーできて点を取れる感覚がすごくあるので、今のフォーメーションならフォワードの方が自分には合っていると思います。(後半、逆転を許したことについて)これまでもリードをしてからの試合運びがあまり良くないと感じていました。今日はそれが結果に出てしまったと思います。特に後半は前へ運ぶ意識が薄くなり、バックパスが増えたり、ゴールキーパーまで戻して組み立て直したりと、逃げのプレーが多くなっていました。確かに後半は相手のプレッシャーが急に強くなりましたが、自分たちの力ならそこをかわして3点目、4点目を狙えるので、もっとチームとしてしっかりとした規律をつくって実践していけるよう、これから皆で話し合っていきたいです。 -
46 DF
森脇 良太(後半に逆転を許した原因について)一番は運動量の問題だったと思います。運動量はサッカーの基本で、走ることができなくなればああいう展開になってしまいます。あとは、目まぐるしく流れが変わるゲームの中で、チームの中で声を出し合うことができなくなりました。自分自身も流れが変わった時にコーチングなどでうまく対応できず、チームに申し訳ないと思っています。2-0というスコアが危険なことはサッカーの関係者なら誰でも知っていることですし、「1失点目を簡単に与えないように気をつけよう」「3点目を取りに行こう」と話して後半に臨んだんですが、1点目を早い時間に取られたことで試合が難しくなりましたし、2点目を許してさらに我慢ができなくなってしまいました。サッカーを続けていれば勝つことも負けることもあります。その中で痛い敗戦もありますが、今日の負けは非常に悔しいです。それを取り返すのは次の一戦だと思っていますので、気持ちを切り替えて修正すべきところはしっかり修正して、今日の痛い敗戦のイメージを払拭したいと思っています。試合後のロッカールームでも「次につなげていこう」「この悔しさを次にぶつけていこう」という話をみんなでしました。