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U-18ゲームレポート


【U-18プレビュー】「高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ」年間リーグが今週末開幕!<9日 vs.柏レイソルU-18>
[2017.4.7]


今年も高円宮杯U-18サッカーリーグ/プレミアリーグが幕を開ける。2011年の設立以来、サンガU-18は高校年代最高峰のリーグに参加し続けているが、今年はある変化が起こった。プレミアリーグはEASTリーグとWESTリーグの東西に分かれており、これまではWESTリーグに在籍していたが、今年はなんとEASTリーグに転入することになったのだ。どちらのリーグに参加するかは、クラブや高校がある場所に基いて東西10チームずつに振り分けられる。今年は京都より西のチームが多く昇格してきたので、EASTリーグに押し出される格好となった。

制度上の問題とはいえ、新たな環境への挑戦が始まることに変わりはない。EASTリーグに移ることで発生するであろう困難は大きく二つある。一つはアウェイゲームの際の移動距離だ。これまでは同じ関西圏のチームも多く、長距離移動は年数回に限られていたが、今年は最も近いのが清水、最も遠いのは青森となる。遠征による負担増にどう対応するのか。心身のコンディションの整え方が重要になってくる。もう一つはレベルの高さだ。多くのJクラブや強豪校がしのぎを削るEASTリーグ。昨年は2013年にチャンピオンシップを制して日本一となった流通経済大学付属柏高校が降格の憂き目にあうなど、戦いは熾烈を極める。これまで対戦する機会のなかったチームがほとんどで、情報の少なさという点においても特に序盤戦は苦労を強いられそうだ。

ここまで不安要素を書き連ねたが、実際に戦う選手やスタッフたちは前向きに受け止めている。キャプテンを務めるU-18日本代表のGK若原智哉(立命館宇治高校/3年)は「これまで見る機会がなかった人たちに、僕たちを知ってもらえるチャンスだと思う。開幕戦も迫ってきてワクワク感がすごいです」と興奮を隠さない。今季から10番を背負うMF財前淳(立命館宇治高校/3年)も「チームとしても個人としても成長できる環境があるなら、EASTリーグでやるのは意味があると思う。3年生を中心に臆することなく戦えるかが大事になる」と意気込む。MF橋本尽(立命館宇治高校/3年)は「もちろん不安もあります」と前置きした上で「まわりは新しいチームばかり。どちらかというと楽しみの方が大きいです」と率直な思いを口にしている。新たな好敵手たちとのゲームを通じて得るものは少なくないだろう。戦う以上は結果が求められるが、選手がいかに成長できるかは育成年代において重要な項目だ。昨年までサンガU-15の監督を務め、今年からU-18を率いる岸本浩右監督も「試合の重みはEASTリーグもWESTリーグも変わらない。厳しいゲームになるのはどこであろうと同じです。遠征が増えることも含めて、高校年代最高峰の舞台ですごくいい経験をさせてもらえる」と話している。



今季のチームが掲げているのはアグレッシブな攻守だ。前線からの守備は森岡隆三・前監督の下でも行われていたが「今年はよりハードワークして、アグレッシブにプレーすることが求められる」(橋本)。高い位置からプレッシャーを掛けて、後方の選手も連動してボールを奪いにいく。U-17日本代表でキャプテンを務めるMF福岡慎平(京都翔英高校/2年)は「前から、前から、みんな100%で取りに行く。もし最初や二つ目で奪えなくても、その先で奪うことを意識していきたい」と守備の連動性に目を向ける。もちろん全て前から奪いにいけるわけではなく、状況によっては陣系を敷いて構えて守ることもある。大事なのは11人全員が同じ共通意識を持ってプレーできるかどうか。90分間、「後ろの選手が中盤や前線に声をかけていく」(若原)ことが求められる。

今年はトップチームの日程と重複しない試合が多く、例年以上にサンガU-18を観戦できる機会がある。多くの人にサンガタウンなど試合会場へ訪れてもらい、観戦者の胸を熱くさせる若き紫士たちの姿が見られることを期待している。

[文:雨堤俊祐]

■高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ EAST 第1節
日時 4月9日(日)13:00キックオフ
対戦相手 柏レイソルU-18
会場 味の素スタジアム 西競技場
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