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あんちゃんレポート(12/5)

2021/12/5| トップチーム

12月5日(日)、ホームでの第42節ツエーゲン金沢戦。サンガスタジアムby KYOCERAでのホーム最終戦に、1万人近い多くの方々にお越しいただき本当にありがとうございました。曺監督や松田天馬キャプテンも言っていましたが、このスタジアム、皆さんのサポートがあったからこそのJ1昇格です。サンガに関わる全ての方々の多大なるサポートに、心から感謝いたします。

今日は試合についてではなく、私の中で寂しさや感動、感謝など色々なことを感じたので、そのことを書きたいと思います。

キックオフ1時間前、今季でチームを去ることになったヨルディ・バイス選手が私のところに来て「スポンサー様に挨拶に行きたい」と言ってきました。サンガスタジアムby KYOCERAにはVIPラウンジやスカイボックスといったスポンサー様がご利用になられるエリアがあるのですが、そこに出向き、この2年間の感謝とこの京都サンガF.C.をこれからもサポートし続けてほしいと自らの言葉で伝えました。バイス選手は私に「これは当たり前のことだ」と笑顔で語ってくれましたが、その姿勢は凄く心を打つものがあり、真のプロフェッショナルを感じました。

試合後の森脇良太選手の振る舞いもそうです。ファン・サポーターの皆さんのために用意してくれたあの時間は、本当に素晴らしい時間でした。“紫の勇者”が流れ、サンガスタジアムby KYOCERAがタオルマフラーで埋め尽くされた景色は、圧巻で感動的でした。きっと、森脇選手がサンガに来てからずっと望んできた景色だったのだろうなと・・・最後に私たちに一体となることの喜びや、“ビッグサポーター”の意味を教えてくれた気がします。

サッカー選手はプレーヤーとして活躍することが何よりも大事ですが、同時に多くの支えがあるからこそプレーできます。その支えはクラブや選手と支えていただいている方々との愛情でつながっているではないでしょうか。この2つの出来事から感じた大きな愛情に、自分がまだまだ至らないなと強く感じさせられました。

セレモニー後に行われた解散式では、チームを去る選手が涙を流し、共に切磋琢磨した仲間との別れを惜しんでいました。濃いシーズンを過ごしただけに、別れも辛いものがあると思います。でも今年のメンバーが成し遂げたことは、間違いなくサンガの歴史の1ページを作り、ファン・サポーターの胸にも深く刻まれているはずです。胸を張って次のステージでも頑張ってもらいたいです。

2021シーズンが今日で終わりました。悲願のJ1昇格を掴み獲った最高のシーズン、1月21日の始動日から12月5日の最後の日まで本当にチームから色々なことを学ばせてもらいました。ここでは書き記せないほどの努力や苦労を重ねながら成長し、勝利して掴んだJ1の舞台、京都サンガF.C.にとって大きな喜びを与えてくれてありがとうございました!選手のみんなが言うようにまだまだ通過点、ここからさらに素晴らしい道を切り開いていけるようにサンガファミリーが一体となり、来年J1の舞台で戦いましょう!!ではまた^^

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■ライター(あんちゃん)紹介

京都サンガF.C.ブランドアンバサダー 安藤淳(あんどう・じゅん)

[プロフィール]

関西大学卒業後の2007シーズン、サンガに加入。2011シーズンの天皇杯は5試合に出場し、準優勝に貢献。2013シーズンまでサンガに在籍し、その後、セレッソ大阪、松本山雅FC、愛媛FCでプレー。2019シーズンにサンガに復帰し、2020シーズンは主将としてチームを牽引。ケガのため、2020シーズンを持って現役引退。

生年月日:1984年10月8日

出身地:滋賀県

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