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選手インタビュー


内田恭兵インタビュー

プロ1年目ながら、開幕からベンチ入りして第5節でデビュー。早くも公式戦出場900分以上を果たし、プロA契約となった内田恭兵。左右どちらも任せられるサイドバックとしてチームに定着する今、その静かな表情に隠された熱い思いを語ってもらった。


内田恭兵

――プロ1年目の現状をどう捉えていますか?

内田:想像していたよりは、プロの世界に早く馴染んだ気がしています。シーズン前は「最低でもベンチ入りを」と思っていたけど、実際にベンチから見ていると「やっぱり試合に出たい!」っていう思いがどんどん強くなって。第5節でチャンスが来たときは、正直ふわふわしてめっちゃ緊張したので周りに笑われましたけど(笑)。でも、決勝点につながるアシストができて、何よりチームとして勝てたことがうれしかったし、それが自信になりましたね。


――プロになってから実感する、自分の中の変化は?

内田:意識の部分が多いですね。大学の時は、サッカーと関わるのは練習の時だけで、いま思い返せば意識は高くなかったと思う。それが、プロになってから本当にサッカーだけの生活になって、オグリさん(大黒将志)やビツさん(石櫃洋祐)とかベテランの人が必死に自主練習しているのを見て、「同じことやってたら自分は勝てないな」と思ったんです。筋トレも全然してなかったけど、意識的にやるようになって、そこから体重も3kgくらい増えました。



内田恭兵

――石丸サンガとして再出発したチームの状況はどうでしょう?

内田:一番に感じるのは、運動量の変化ですね。練習中からハードワークできるようになってきたし、選手同士のコミュニケーションも増えたように思います。守備面では、ボールの動きに合わせたゾーンディフェンスを徹底しているから、選手間でしゃべらないとマークの受け渡しもうまくいかないし、必然的に会話が増えているのかもしれないですね。あとは、守備のスイッチを意識して、ボール保持者にプレスをかけるファーストディフェンダーを軸に、連動した守備をするように意識づけしています。



内田恭兵

――右サイドバックとして出場することも多いですが、その手応えは?

内田:右も左も感覚の変化は特にないけれど、攻撃参加するには右サイドの方がやりやすいかもしれないですね。右サイドハーフにいるユウタ(伊藤優汰)は高校時代からよく知ってるし、特にやりやすい。ユースの代表合宿で最初に話しかけにきてくれたユウタとは一番仲良かったし、プレーもよく分かるんです。そういう意味では、ミヤ(宮吉拓実)も一緒ですね。ヨシアキ(駒井善成)もショウゴ(下畠翔吾)も含めて、僕と同じ92年世代がみんなレギュラーを張っているから、僕もまったく自分が新人だと思ってないですね。


――ご自身の性格を分析すると?

内田:そうだなぁ……、たぶん、人に流されない性格だとは思います。短所は、テンションが低いことかな? よく人から、「眠いの?」とか「怒ってんの?」とか言われるんですけど、僕はいたって普通なんですよ。自分から周りのものに興味を示さないだけで、しゃべりかけてくれたら普通にちゃんと話します(笑)。
 あんまり感情を表に出さないけど、実は結構、短気かも。ゴンさん(中山雅史さん)には感情を表に出さないポーカーフェイスだな、って言われたことがありますが、ピッチ上で激しく当たられたりするともちろん腹も立つし、負けん気に火がつきます。ただ、感情は全部自分の中で消化して、スマートにやり返したいタイプなんですよね。
 でも、自分のミスは結構ずーっと気にしてます。試合終わってからでもその場面が頭の中で何回も流れるし、次はこうしようってイメージを持てるまで録画でも見直したりする。かと思えば、気分のいい時に、自分の調子がよかった試合の映像を何回も見返したりします。最近で言うと、セレッソ戦(第24節)かな?そうやって自分のテンションを上げるんです(笑)。


――最近、ひとり暮らしを始めたそうですね。

内田:そうなんです。一人が好きなんで、満喫してます。基本インドアなんで、オフの時はテレビ見て、雑誌よんで、音楽きいて、寝て……という感じ(笑)。
 そういや最近、コーヒーメーカーを買ったんですよ!朝起きて淹れて、帰宅したらまた淹れて、コーヒーばっかり飲んでます。っていうのも、うちの実家では毎食後にコーヒーが出るんですよ。祖父がコーヒー好きだから、いつも豆から挽いて淹れてくれたんです。それがクセになったから、食後はコーヒーがないと落ち着かなくて。甘いのが苦手なんで、ブラック派ですね。



内田恭兵

――最後に、ファン・サポーターのみなさんへメッセージを!

内田:いま試合に使ってもらえてはいてもレギュラー定着していないし、個人として結果を残してチームにしっかり貢献できているかというとまだまだ。とにかく試合に出続けて、サンガの勝利に貢献したいという思いが強いです。ピッチに立つ以上は全力でプレーして、認められるプレーがしたいですね。
 僕、サンガというチームが好きなんです。選手もスタッフもみんな。だから、このチームでJ1に上がりたいという気持ちが強い。厳しい現状だけど、まだプレーオフ出場の可能性がないわけじゃないので、しっかり調子を上げてチームの力になりたいと思います。


インタビュー日:2015年9月5日

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