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サンガ日記


駒井善成選手よりファン・サポーターの皆さまへ
[2015.12.8]

本日、クラブより正式にリリースがあったとおり、今回、浦和レッズに移籍することを決断しました。

一部報道が出てから今日に至るまで、ファン・サポーターの皆さまには不安な気持ちだったり、心配をさせてしまう時間が長く続き、まずは申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 
“駒井善成”というサッカー選手を作り上げてくれたのはまぎれもなく、この京都サンガF.C.というクラブであり、このクラブがなければ今の自分も存在していないと思っています。

僕は京都生まれ、京都育ちです。もちろんこの街も人も全部が大好きで、これほど居心地の良い、安心できる場所はないと思っています。サッカー選手としても京都サンガF.C.以外でプレーしたことはないですし、このクラブでの自分の立場も理解していただけに、自分自身、移籍という決断を下すまでに、本当に悩んで悩んで悩み抜きました。

今回、オファーを頂いた浦和レッズには日本代表選手が数多く在籍しています。ポジション争いも激しく、試合に出れる保証がないことは覚悟しています。ただ、その厳しい環境に身をおき、熾烈な競争に勝ち抜いていくことで、サッカー選手としてだけでなく、ひとりの人間としてもさらに成長していけるのではないかという思いが自分の中で強くなり、また、ここ数年、同世代や下の世代の選手たちが日本代表やJ1で活躍している姿にも大きな刺激を受け、ひとりのサッカー選手として彼らに負けたくない、という気持ちがあったことも決断理由のひとつです。

正直、今回の移籍が正しい決断だったのかどうかは分かりませんが、自分は正しい道だと信じていますし、挑戦する道を選びたいと思いました。すべては今後の自分の努力次第だと思っていますし、これまでと変わらず、日々のトレーニングから全力で打ち込み、精進していきたいと思っています。

これまでの自分に関わって頂いた指導者の方々には本当に恵まれたと思っています。生意気だった僕をいつも正しい道へと導いて頂き、本当に感謝しています。京都の指導者の方々は日本で一番であり、最高の指導者です。また、今回の移籍に際し、クラブ関係者の方々も全力で慰留して頂き、深い愛情を感じましたし、とても嬉しかったです。

そして最後にファン・サポーターの皆さまへ。

ユース(U-18)からトップに昇格させて頂いてからの5年間、チームをJ1昇格へ導けなかったことは本当に心残りで、ファン・サポーターの皆さまには申し訳ない気持ちでいっぱいです。

小学4年生の時に京都パープルサンガジュニアの選手としてこのクラブの門をたたき、13年間、うまくいかない時も常に前向きな言葉をかけて下さったサポーターの皆さまには感謝をしてもしきれません。ホームでもアウェイでも、強い雨が降っている時でもどんな時でも熱い声援を送り続けて頂き、皆さまの声援がなければ僕はここまでくることは出来なかったと間違いなく言えます。皆さまがいてくれたからこそ選手として頑張ってこれたと思っていますので、本当に感謝しています。

今シーズンの最終節(11/23vs.水戸@西京極)、正直、不安な気持ちを抱え、西京極に足を踏み入れましたが、まさかあんなにもたくさんの横断幕を出して頂けるとは思っていなかったですし、愛情溢れるメッセージの数々に心が打たれ、正直、試合前から自分の感情を抑えるのに必死でした。あの横断幕を見た時、僕はサポーターの皆さまに支えられながら成長してこれたんだなと改めて感じることが出来ましたし、ともに闘ってきたことを肌で感じることが出来、自分の人生にとって、一生忘れることのできない、一番嬉しい出来事となりました。

このクラブは僕にとって、かけがえのない場所であり、通い慣れたこのクラブでの思い出すべてが自分自身にとっての財産です。皆さまから与えて頂いた思いは絶対に忘れることはありませんし、今後は京都サンガF.C.のサポーターとして応援し続けます。

新たな地でのプレーに正直、不安な気持ちやプレッシャーもありますが、京都で教わったことを胸に、これからも謙虚に頑張っていきたいと思います。

最後に長い間、本当にありがとうございました。


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